外野3ポジションの中で最も重要度が低いわけですが、全体的に2018年シーズンよりも成績を落とした選手が多く、例年よりも更に薄っぺらいメンバーに。
とりわけ7位以下は似たり寄ったり。
各ランキング一覧表 | |||
2019年版のランキング | |||
2020年MLB選手ランキングTOP100 | |||
ファースト/DH | セカンド | サード | ショート |
レフト | センター | ライト | キャッチャー |
先発投手 | リリーフ投手 | ||
イントロダクション |
レフト(左翼手)
10位:カイル・シュワーバー
カブス:27歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 1.8 | 3.2 | 1.9 |
2019 | 2.1 | 2.6 | 2.7 |
前半戦はOPS.777に終わりましたが後半戦にOPS.977を記録したことでキャリアベストのシーズンに。38本塁打(リーグ7位)、バレル打球55本(リーグ10位タイ)を残すなど長打力だけなら左打者トップクラスですが、如何せん左投手が打てません。
9位:アンドリュー・ベニンテンディ
レッドソックス:25歳
2018年:ランク外 → 2019年:3位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 4.5 | 4.4 | 3.7 |
2019 | 1.8 | 2.0 | 0.9 |
スーパースターへ成長する前に早くも身体能力の劣化が始まりMLB定着後ワーストの成績に。
個人的には2018年クラスの成績を再現するのはもう厳しいかなと。
8位:クリス・テイラー
ドジャース:29歳
2018年:ランク外 → 2019年:3位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 3.9 | 3.3 | 2.7 |
2019 | 1.7 | 1.7 | 0.8 |
内外野5つのポジションを守り打順オーダーの1~9番を全てで起用されるなど、相変わらず球界トップクラスのユーティリティ性を見せましたが、左腕に死球を受け骨折したことにより約1か月半離脱。
今春季キャンプでも腕と背中を痛め一部試合を欠場するなど嫌な予感。
7位:ブライアン・レイノルズ
パイレーツ:25歳
2018年:デビュー前 → 2019年:デビュー前
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | ー | ー | ー |
2019 | 4.1 | 3.2 | 2.2 |
4月のMLBデビューから11試合連続でヒットを放ち、8月には3安打以上を6回、2安打以上を11度も記録。シーズン終盤まで首位打者争いに加わるなど年度・リーグが違えば新人王を獲得してもおかしくない成績でした。
スターリング・マーテがダイヤモンドバックスに放出されたこともあり、今季はセンターでの出場機会が増えるはず。
6位:マーセル・オズーナ
ブレーブス:29歳
2018年:2位 → 2019年:4位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 2.6 | 2.8 | 2.4 |
2019 | 1.9 | 2.6 | 1.5 |
FA直前の大事なシーズンでしたがBABIP.257、xwOBA-wOBA=-0.46(.382-.336)と運に恵まれず、今オフは複数年オファーを受けながらも1年1800万ドルによりブレーブスと契約。
2018年オフに同じような流れでブレーブスと単年契約を結んだジョシュ・ドナルドソンと同様に復活&高額FA契約を期待したいところですが、今春季キャンプはここまで7試合・18打数でたった1安打だけ。
コメント
ピーダーソンの所属がパドレスになってますよ
ファムの項をコピペしたからですね。修正しました。ありがとうございます。