今日は私の誕生日だったのですが、チー牛陰キャボッチなので1人寂しくトミー・ケインリー獲得記事を書いていたところ、ヤンキースがアーロン・ジャッジと9年3億6000万ドル(年平均4000万ドル)で契約合意したとの報道が流れてきました。
せっかくジャッジを逃して良くも悪くも愉快な補強が見られると思っていたのに…ツマらん😫
ジャイアンツは何をやってたんだと😡 甚だ呆れました😩
所詮はヤンキースに敗れてドジャースと共に西海岸へ都落ちした負け犬。”ジャイアンツ”なんて名前のチームにロクなのはいません。
半日前にジャイアンツが総額3億6000万ドル程度のオファーを行ったとの報道がありましたが、今回の報道によるとヤンキース及びジャイアンツの他にトレイ・ターナーを逃したサンディエゴ・パドレスも加わっていたとのこと。
そして、この3球団による争奪戦の中で最終盤にヤンキースがオファーを9年3億6000万ドルまで引き上げ、あっさりとジャッジの心を射止めたようです。
また、ジャイアンツ or パドレスはヤンキースを超える好条件をオファーしていたようで、ヤンキースの条件がベストでなかったにもかかわらず、ジャッジは残留(ヤンキースで選手生涯を終えること)を優先してその条件を受け入れた模様。ただ、ジャイアンツやパドレスが本拠地を置くカリフォルニア州はニューヨーク州より所得税が高く、手取り額も他球団>ヤンキースだったのかは不明。
近いうちに2球団の提示条件もリークされるでしょうかが、それまでここら辺については憶測の域を出ませんね。
追記
ヤンキースとの契約前日にウインター・ミーティングが行われているサンディエゴを訪れたジャッジはパドレスと面談。その際にパドレスは10年4億~4億1000万ドル(年平均4000万~4100万ドル)というヤンキースの条件を大きく上回る超大型契約をオファーした模様。
JudgeはSFG360、NYY350で手取りトントン。 https://t.co/gJ1Gt8Yq3E
— Fordy Ballgame (@ironhorse0619) December 6, 2022
プレーオフ拡大によりタンキング中のチームが減少しトレード市場が寡占となり、その影響とアメリカ本国の急激なインフレによって予想以上の高騰を見せている今オフのFA市場。
これまでの金銭感覚が通用せず、私の事前予想もボロボロ。正直なところジャッジの適正価格が今FA市場においていくらなのかはよく分かりません。
ただ、「ヤンキースの戦力分析と補強予想:2022-23年オフ」でも触れましたが、成績予測システムZiPSでは今後引退まで約35WARを稼ぐと予想されており、同条件にて30WARと予測されているトレイ・ターナー(パドレスの3億4200万ドルを拒否して、フィリーズと11年3億ドルで契約)と単純比較すれば、大して過剰な額ではないように思えます。
まあ結局のところ、その答えはカルロス・コレアの契約が決まった時に出るのでしょうけど。
人数 | 総額(ドル) | |
来季年俸確定 (贅沢税対象分) |
8 | 1億9600万 (1億9400万) |
年俸調停(予想) | 13 | 5000万 |
最低年俸 | ? | 720万 |
マイナーリーガー | ? | 250万 |
年俸合計 | — | 2億5600万 |
その他(福利厚生費) | — | 1650万 |
贅沢税対象 (AAV総年俸) |
— | 2億6700万 |
年俸制限 | — | 2億3300万 |
超過額 | — | 3400万 |
※トミー・ケインリーとの2年1150万ドル契約も反映済み
アーロン・ジャッジとの契約によりヤンキースの総年俸はチーム史上最高額の2億5600万ドルに。AAV総年俸は同じく最高額の2億6700万ドルに達しており、このままでは贅沢税第2ライン2億5200万ドルはおろか、第3ライン2億7200万ドルにも達する勢い。
さらに、Ken Rosenthal&Dennis Lin という強者コンビの報道によると、ジャッジ争奪戦が一段落したことでヤンキースは続いてカルロス・ロドン、アンドリュー・ベニンテンディ、吉田正隆などのFA(ポスティング)追加補強に力を注ぐつもりとのこと。
てっきりアーロン・ジャッジ残留時のネクストムーブはサラリーダンプかと思っていましたが、ヤンキースの愚かな補強はまだまだ続きそうです。
次回の別記事でアーロン・ジャッジの成績予測とヤンキースの現状の戦力分析をより詳細に取り上げる予定。