ウインター・ミーティングまで2日を切り、本格的に盛り上がってきた補強戦線。
醜態を晒した2023年シーズンを経て、キャッシュマン率いる無能フロントが如何なる愚策を弄するか、楽しみで仕方ありません。
フアン・ソト
NYYとSDPは既に対価の具体的なパッケージについて交渉を行っていますが、双方の提示には大きな隔たりがある模様。
また、CF補強が必要なNYYが相手ということで、保有期間を2年残すトレント・グリシャムも絡んでいるようです。
トラザクションが専門のAndy Martinoによると、SDPはソトとグリシャムの対価として、マイケル・キング&ドリュー・ソープとハイバリューな2人に加えランディ・バスケスやジョニー・ブリートなど3~4人のルーキー又はプロスペクト、そしてキャッシュ(金額不明)を要求したとのこと。
反対にグレイバー・トーレスやアンソニー・ボルピ、ジェイソン・ドミンゲス、エバーソン・ペレイラ、オースティン・ウェルズなどの野手は交渉に含まれていないようです。
取り敢えず上記のSDP要求パッケージ(キャッシュをは除く)を金額に換算すると$60~70M程度。今後の年俸と予測成績から導き出されるソトの生バリューは$30~40M程度、グリシャムは$15程度ですから、キャッシュの大小かかわらずSDPの(ファースト?)オファーは過剰ということになります。
もちろん、トレード交渉の初期段階で過剰なオファーを行うのは当然の話で、プライマリーなソトであれば尚更ですが、これまで釣り合わない不利なトレードを嫌ってきたキャッシュマンが相手ですからね~。
NYYのカンターオファーでは少なくとも×マイケル・キング→〇クラーク・シュミットを提示する感じになるのかな?
また、グリシャムが絡んでいることで、ベリンジャー獲得を求めているファンベースは怒り狂ってますけど、個人的には全然アリです。スプリントスピードがクッソ落ち込んでいる点が気になるぐらいで。
山本 由伸
オフシーズン開始前は$200M前後の大型契約が見込まれていましたが、値段がつり上がり今では$250M前後が有力視されているとの話も。
もちろんNYYも争奪戦に参加しているようですが、ベテランを揃えた結果崩壊した先発ローテの立て直しを目論むNYMが山本獲得を最優先事項とし考えている模様。
さらに、LADやSFGは大谷 翔平を逃した場合に有力候補となる見込みで、他にもBOSやCHCなど数多くの金満球団の名が挙がっています。
というわけで、争奪戦の最終局面は大谷の去就が決まってから。
恐らく大谷の去就はこの週末かウインター・ミーティングの前半辺りに決定するでしょうから、山本の方はウインターミーティング後半、またはミーティング終了直後かな。
仮に$250Mとなればポスティング料$40Mも合わせて総額$290M。これだけの規模であればNYYは手を出さなくて結構。
$300M前後でシーガー、ターナー、ボガーツが取り引きされた1~2年後に、180㎝未満の日本人投手へ同額を費やすのは馬鹿みたいじゃない?
コディ・ベリンジャー
ソトを優先しているとはいえ、当然ながらボラスともベリンジャーについて交渉中。
まだまだ触りの交渉でしょうけど、ボラス側は既に金額面を提示しているようです。
NYYの他にも昨オフにアーロン・ジャッジを逃したSFGの名が頻繁に挙がっていますが、現状としては大谷や山本ほど争奪戦が活発化していない印象。
また、大方の予想通りNYYはCF補強の代替案としてイ・ジョンフとケビン・キアマイアーをリストアップしている模様。
その他小ネタ
- ブラッド・オースマスが新たなベンチコーチに。前任のカルロス・メンドーサはNYMの監督に就任。
- 新打撃コーチにはオールドスクールタイプのジェームズ・ローソンが就任。
- CLEがウェーバーにかけていたオスカー・ゴンザレスをクレーム。
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